ムラタの技術

将来に向けた技術力の強化とそれを支える知的財産活動

ムラタは、新たな価値を創造し続けるために、技術革新を加速させていきます。材料からプロセス(工程)、生産技術、製品設計、分析・評価までの開発を自社内で行っており、その中で基盤となる技術を独自に開発・蓄積し、新たな開発に応用できるよう、技術をプラットフォーム化しています。また、知的財産の適切な確保・蓄積は、企業の競争力を維持・強化する上で、ますます重要なものとなっています。新たに生み出した知的財産を特許として出願し、権利化する、あるいはノウハウとして秘匿化することで保護し、活用することでさらなる事業の優位性の確保につなげていきます。

要素技術開発推進による将来のコア技術の形成

ムラタは、4つのプラットフォーム技術領域を持っています。長い年月をかけて磨き上げてきたムラタ固有のコア技術にM&Aを通じて獲得してきたコア技術を加えていくことで、さらなる差別化技術、そしてイノベーションを生み出していきます。また、これまでコンポーネントとデバイス・モジュールの研究開発で培ってきた技術や経験を基盤とし、ソフトウェアや通信ネットワークなどと組み合わせることにより3層目ビジネスの創出につなげていきます。

プラットフォーム技術とコア技術