優れたモノづくりを実現する土台は人材であり、ムラタでは特に現場改善士と設備保全を担う保全技能者の育成に力を入れています。
現場改善士の育成は、製造現場の最前線で活躍する製造監督者や作業者を中心に、モノづくりの競争力を支える「改善技術」を獲得してもらう取り組みです。毎年 現場改善士の数は増え続け、2022年3月末時点では総勢 約1,750名となり、現場改善の主役となっています。
また、設備主体のムラタの工程では、保全技能者もモノづくりを支える重要な現場人材です。習熟に時間を要する保全のスキルを形式知化して標準化を行い、国内外の主要生産拠点に設置された「保全道場」でこれを伝承し、育成・レベルアップを図っています。