社会・地域への責任と行動

社会・地域貢献活動基本方針

ムラタは「ムラタがそこにあることがその地域の誇りであり、喜びであるような企業でありたい」と願っています。ムラタの持てる資源 (人・専門性・施設・資金) を有効活用し、継続的な社会・地域貢献活動に取り組みます。

◆社会との関わり
社会の課題に関心を持ち、ムラタの特色を活かした貢献活動を行います。

◆地域との関わり
地域の誇りとなる企業であるために、それぞれの地域のニーズと特性に応じた役割と責任を果たします。

◆従業員との関わり
従業員のアイデアや参画を重視し、従業員一人ひとりが、積極的に社会や地域との接点を持つことを奨励し、支援します。

人と組織と社会の調和の実現に向けて

これまで当社は、地域の方々に当社の事業や取り組みを御理解いただきながら信頼関係を築くことに努めて参りました。それが目に見えない大切な資産となり、今日まで事業活動を継続することができたと感謝しています。中期構想2021では「人と組織と社会の調和」を健全に成長するための課題のひとつとして掲げ取り組んでいます。事業を営む地域の課題解決につながる活動を継続的に行い、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

具体的には「次世代育成支援、コミュニティへの支援、環境保護、学術支援、文化支援」を中心に、地域の皆さまをはじめとした幅広いステークホルダーとの繋がりをこれまで以上に大切にした社会・地域貢献活動に取り組みます。
小学校での出前授業
小学校での出前授業

次世代育成支援活動

モノづくり企業としてモノづくりを支える「技術者」の仕事内容や面白みを伝えようと、国内のみならず、アメリカ、中国、シンガポール、マレーシアなど国内外の拠点で小中学生を対象とした理科授業・出前授業を開催しています。
国内外の関係会社で、村田製作所オリジナルの自転車型ロボット「ムラタセイサク君®」の仕組みや開発中の様子の紹介、電子工作教室、環境保全への関心を高めてもらうための環境学習やキャリア教育など地域のニーズに応じた出前授業を、継続的に実施しています。2019年度は国内108件、海外21件の出前授業を行いました。また、工場見学、職場体験など国内124件、海外16件受け入れました。未来を担う子どもたちに夢や希望を与える企業でありたいと願い、活動を続けていきます。

2019年度事例:「ABCプログラム( Always Be Clean)」Philippine Manufacturing Co. of Murata, Inc.

Philippine Manufacturing Co. of Murata, Inc.では、適切な衛生管理を通じた生徒の健康改善を目的とした出前授業をSta Teresita Elementary Schoolで実施しました。衛生の重要性や手の洗い方の指導を実施し、タオル、石鹸、爪切り、消毒アルコールなどを含む衛生キットを寄贈しました。



2018年度事例:「 出前授業」Murata Electronics (Malaysia) Sdn.Bhd.

Murata Electronics (Malaysia) Sdn.Bhd.では、小学生5・6年生に向けた出前授業をペラ州の2つの小学校で実施しました。


ベランジャ・パリト小学校では
33名に理科教育を実施

スリ・イスカンダル小学校では31名に
オルゴールづくりのワークショップを開催

2019年度事例:「体験型プログラミング教育出前授業を開始」

ムラタでは、子どもたちにモノづくりを支える「技術者」の仕事に面白みを感じてもらうことなどを目的に2006年度より出前授業を行っています。

そしてさらに2019年度より、小学校の学習指導要領で目的とされている「プログラミング的思考(論理的に考えていく力)の習得」に貢献する体験型プログラミング教育出前授業を開始しました。東京・京都・島根・岡山の小学校(計8校)で取り組み、総受講児童数は411名でした。今後は教育現場と調整しながら国内で順次取り組みを拡大していきます。


小学校での体験型プログラミング教育出前授業

 

岡山村田製作所のビオトープ

各地域の文化・自然と調和する緑化活動

「ムラタの緑化方針」を制定し、地域に「文化的雰囲気」を生み出し、それを維持発展させることが企業の社会的責任であるという方針のもと、事業所ごとに各地域の文化や自然と調和した緑化に取り組んでいます。季節の折々には事業所を開放し、地域の方々にお楽しみいただいています。2019年度は延べ36の事業所開放を行いました。

また、地域住民の方にご支援いただきながらムラタの従業員が森林保全活動を行う「ムラタの森」活動などを通じて生態系保全にも取り組んでいます。2019年度は延べ39件の森林保全・緑化活動を実施しました。

こうした継続的な取り組みの結果、工場緑化表彰においてハクイ村田製作所が2019年度日本緑化センター会長賞を受賞し、国内ムラタグループで14番目の受賞工場(奨励賞含む)となりました。

コミュニティへの支援活動

ムラタでは、国内外の拠点で地域のニーズや特性に合ったサポートを実施しています。

中国や東南アジアでは、老人ホームや孤児院などへの寄付、技術者養成学校への奨学金支給などを実施しており、イギリスではフードドライブ、アメリカではトイドライブなどを実施しています。野洲・八日市の事業所ではシャクナゲや、福井村田製作所・小松村田製作所ではバラを、その他の拠点でもサクラやツツジなどを育て、開花時期に応じて地域の皆さまへ一般開放を実施し多くの方々にご来場いただいています。

他の拠点においても地域清掃活動、献血など地域に寄り添った継続的な支援活動を実施しています。

大規模災害発生時には被災されたみなさまや被災地の復旧にお役立ていただくため義援金等を通じた支援活動を行っています。

2019年度事例:「Murata Makeover Mob 子どものためのアクティビティセンターの改装プロジェクトに参加」Murata Electronics Europe B.V. UK Branch

Murata Electronics Europe B.V. UK Branch従業員がアルダーショットのミュージカルアカデミーの改装を支援しました。
このミュージカルアカデミーはスターバースト財団が主催しており、家庭の事情で芸術に接する機会に恵まれない子どもたちのためにダンス、歌、演技を通じた豊かな体験を提供することを目的とした施設です。

 
 

2018年度事例:「 多文化共生支援」出雲村田製作所

近年、出雲市では出雲村田製作所で働く協力会社従業員の日系ブラジル人が増えたことに起因し、現在4,698人の外国人が住んでおられます(この5年で2.4倍に増加)。その子どもたちの日本語指導の支援を目的に、2019年度より出雲市教育委員会によって開設される「日本語初期集中指導教室」に生徒用机や椅子、プリンターをはじめとした備品を寄贈しました。
 
 

学術支援活動

学術振興を通じて科学技術の発展に尽くしたいと考え、1985年に「村田学術振興財団」を設立しました。同財団は、科学技術の向上・発展や、人文・社会科学分野の諸問題の解決に寄与する研究への助成金を交付し、研究者の国際交流も促しています。また、2017年度より海外の大学への助成も開始しました。
 
2019年度は国内では、研究助成 141件、研究会助成 35件、海外派遣援助 94件で、計3億6,028万円、海外では研究助成20件で計1,000万円を助成しました。
財団設立からの累計助成金額は、39億になります。

第35回 2019年度 研究助成金贈呈式

文化支援

芸術文化は人々に感動や生きる喜びをもたらして人生を豊かにし、スポーツ文化は人々の心身の健全な発達をもたらします。いずれも社会の発展に寄与する大切な要素であると考え、ムラタは文化支援を通じた地域活性に貢献します。

ムラタ本社では、所在地である京都府長岡京市で毎年夏に開催される「全国小学生バドミントン大会若葉カップ」に1992年から特別協賛し、応援しています。また、2008年から「京都府高等学校総合文化祭優秀校発表会」への特別協賛を実施しており、「村田製作所賞」を設け、各分野でトップクラスの活躍をみせる高校生のクラブ活動を応援しています。
岡山村田製作所では毎年秋に地元のプロサッカーのトップチームメンバーに来ていただき小学生対象のサッカー教室を開催しています。

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