公益財団法人 村田学術振興財団 過去最高の総額4億1400万円を学術および文化の発展のため助成

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2020/07/13

株式会社村田製作所
代表取締役社長 中島 規巨

公益財団法人 村田学術振興財団[理事長 村田 恒夫(株式会社村田製作所 代表取締役会長)]は、このたび2020年度の研究助成金の交付対象者を決定し、7月17日に研究助成金の贈呈式を執り行います。
今年度の助成は過去最高の総額4億1400万円、件数は276件となります。また、2017年度から海外の研究者への研究助成も実施しており、本年度は4大学(各10件)へ総額1600万円の助成を行います。
 

当財団は、村田製作所の設立40周年を機に設立され、自然科学、特にエレクトロニクスを中心とするものや人文・社会科学の研究に対する助成等を通じて、わが国の学術および文化の発展に寄与することを目的としており、今回で36回目の助成・援助の贈呈となります。
助成内容は「研究助成」「学術研究会(学会)助成」「研究者海外派遣援助」の3プログラムに分かれていますが、安定した高額助成を継続しており、助成金の累計総額は今年度で43億円を超え、多くの学術および文化の発展に寄与してきました。特に若い研究者の方々の萌芽的研究への助成に力を入れています。


今年度の国内研究助成内訳

プログラム 分野

2020年
助成件数

2020年
助成金額
(千円)

昨年
助成件数

昨年
助成金額
(千円)

研究助成
自然科学系
122
302,000
106  260,000 
人文社会科学系
51
70,000
35  50,000
合計 173

372,000

141

310,000

学術研究会(学会)助成
自然科学系
 28 21,000
28 21,000
人文社会科学系
7
3,000
7 3,000
合計 35
24,000
35
24,000
研究者海外派遣援助
自然科学系
59
15,000
68
18,280
人文社会科学系
9
3,000
26
8,000
合計 68
18,000
94
26,280
総合計 276
414,000
273
360,280

 

主な受賞者(敬称略)

申請者 所属機関
役職
研究課題
 松田 信幸  東北大学
 大学院工学研究科
 通信工学専攻
 准教授  量子情報処理システムの大規模化
 に向けた小型単一光子源の開発
 水野 洋輔  横浜国立大学
 大学院工学研究院
 准教授  光周波数の任意波形変調と
 画像処理技術の導入による
 分布型光ファイバセンサの
 超高性能化
 荒井 慧悟  東京工業大学 工学院  助教  ダイヤモンド量子センサーの
 ショット雑音限界を突破する
 石川 大輔  東京工業大学
 物質理工学院 応用化学系
 助教  低誘電率相界面に構築した
 キラルプラズモニック
 DNA薄膜による
 超高感度RNA検出手法の開発
 三輪 真嗣  東京大学 物性研究所  准教授  トポロジカル磁性体を用いた
 電圧磁気効果の研究
 五月女 光  大阪大学
 大学院基礎工学研究科
 物質創成専攻
 助教  量子コヒーレント制御による
 励起子のダイオード機能の創出
 朝倉 裕介  東北大学
 多元物質科学研究所
 助教  スケーラブルな酸窒化物
 透明光電極作製法の開発
 藤野 智子  東京大学 物性研究所  助教  水素結合型二次元性オリゴマー
 を基盤とした 高伝導性有機
 エレクトロ二クス材料の創製
 村松 大陸  東京理科大学 理工学部
 電気電子情報工学科
 助教  完全バッテリレスの
 人体通信環境に向けた
 マルチバンド生体アンテナの研究
 野本 貴大  東京工業大学
 科学技術創成研究院
 助教  超音波エレクトロニクスを駆使した
 腫瘍内ナノ粒子挙動の精密制御と
 革新的医療技術への展開
 吉井 一倫  徳島大学
 ポストLEDフォトニクス
 研究所
 特任准教授  物質深部へのアト秒光電場伝搬を
 可能にする光ファンクション
 ジェネレーターの開発
 梶谷 卓也  福井大学
 学術研究院工学系部門
 生物応用化学講座
 生物化学研究室
学振特別
研究員PD
 細胞内エピジェネティクス情報の
 リアルタイム1細胞定量計測を
 目指した自動画像認識
 システム開発
 黒田 健太  東京大学 物性研究所  助教  ワイル磁性体のトポロジカル
 物性制御に向けた
 磁気構造・バンドトポロジー
 相関の解明
 相川 洋平  沖縄工業高等専門学校
 情報通信システム工学科
 助教  全光処理に基づくパケット
 識別技術の
 集積デバイス化
 清水 大雅  東京農工大学
 大学院工学研究院
 先端電気電子部門
 准教授  磁気SPRセンサとDNAによる
 揮発性有機化合物の
 特異的超高感度検出
 北尾 岳史  東京大学
 大学院工学系研究科
 助教  ナノ空間制御に基づく
 トポロジカルナノカーボンの
 精密合成と機能開拓
 安田 琢麿  九州大学
 稲盛フロンティア
 研究センター
 教授  高速スピン変換を鍵とする
 新世代発光材料の創製
 狩野 旬  岡山大学
 大学院自然科学研究科
 准教授  細胞の分化誘導を加速させる
 強誘電体デバイスの開発
 深瀬 裕子  北里大学
 医療衛生学部 健康科学科
 准教授  COVID-19感染拡大による
 社会的混乱が
 精神的健康に与える影響と
 効果的なストレス対処法の検証
 藤山 敬史  神戸大学
 経済経営研究所
 講師  日本企業の利益平準化―時系列分析と
 取引先との関係性の影響―
 小林 義治  リーズ大学
 政治・国際関係学部
 講師B  どうすれば難民に対する
 排他的傾向・偏見を
 克服できるか:
 国境管理政策の影響
 清水 由紀  早稲田大学
 文学学術院
 教授  他者の性格についての
 自動的な判断における文化差:
 注視行動と脳波を指標とした検討
 寺西 勇生  慶應義塾大学
 商学部
 教授  個別製品レベルの価格・需要に
 ついての大規模ミクロ・データ
 から得られる観察事実に基づいた
 新しい価格モデルの構築
 朱 連明  大阪大学
 社会経済研究所
 准教授  経済特区とその効果に関する定量研究
 劉 庭秀   東北大学
 大学院国際文化研究科
 教授  SDGs
 (Sustainable Development Goals)
 達成に資する持続可能な
 国際環境資源政策モデルの構築
-使用済み自動車バッテリーの
 国際流通を事例に-
 岸下 大樹  東京理科大学
 経営学部
 ビジネスエコノミクス学科
 助教  低所得者は再分配政策を支持するか:
 自信過剰と不信の相互作用

贈呈式詳細

日時:7月17日(金)午後3時~5時
会場:ホテルグランヴィア京都(源氏の間)
※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、役員および研究助成採択者の会場出席者を限定し、オンライン中継を実施します。
※ 式典当日の取材対応について
当日の取材についての事前のご連絡は不要です。会場まで直接お越しください。
取材いただける時間帯は、午後3時~3時40分となります。

公益財団法人 村田学術振興財団 概要

所在地: 京都府長岡京市東神足1丁目10番1号
設立年月日: 1985年2月5日
代表者: 理事長 村田 恒夫(株式会社村田製作所 代表取締役会長)
ウェブサイト: https://corporate.murata.com/ja-jp/group/zaidan


ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp