中国深圳に電波暗室(ムラタ深圳EMCセンター)を新設 ノイズ対策に関する技術的なサポートを強化

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2021/01/22

株式会社村田製作所
代表取締役社長 中島 規巨 

株式会社村田製作所の子会社である村田電子貿易(深圳)有限公司(以下「当社」)は中国深圳に電波暗室(ムラタ深圳EMC※1センター)(以下「本施設」)を新設し、EMC評価サポートを開始しましたのでお知らせします。本施設は放射エミッションを含むEMC評価を行うことが可能であり、上海に次いで、中国国内で二つ目の電波暗室となります。

※1:Electro Magnetic Compatibilityの略。電磁波による障害を受けない特性を持っていること。 

自動車市場ではクルマの急速な電子化、電動化の進展にともない、ノイズ問題が複雑化しています。車載機器のEMC評価および対策には多くの時間を要するため、電子部品メーカーにはより早く最適なノイズ対策を提案することを求められています。
そこで当社は、新たに電波暗室を新設するとともに、お客さまとともに車載機器などのEMCノイズ評価を実施するEMC評価サポートを開始します。これにより、今後大きな需要の伸びが期待されるEV化やCASE※2に向けて、お客さまへトータルソリューションのご提供を強化してまいります。

※2:「Connected:コネクティッド化」、「Autonomous:自動運転化」、「Shared/Service:シェア/サービス化」、「Electric:電動化」の頭文字をとった造語

 

電波暗室    

 

 

評価内容

エミッション測定は車載機器の評価だけでなく、情報機器全般の評価を行うことが可能です。
また、CISPR25につきましては、class5に対応しています。

 

分類  規格名
 放射エミッション測定  CISPR25(車載機器):150kHz – 2.5GHz
 CISPR32(情報機器):30MHz – 6GHz
 伝導エミッション測定  CISPR25(車載機器):150kHz – 108MHz
 CISPR32(情報機器):150kHz – 30MHz

 

その他設備

・近傍磁界分布測定装置
・各種ノイズ調査用プローブ

 

サービス内容

測定サポート
EMCソリューションの提供
ノイズ分析・評価
技術交流

 

予約方法

ノイズに関するお困りごとがあれば、お近くの村田製作所営業所までお問い合わせください。

 

施設概要

 施設名称: ムラタ深圳EMCセンター 
 所在地: 深圳村田科技有限公司 敷地内(広東省深圳市坪山区深圳市大工業区翠景路15号)
 建築面積: 約238㎡
電波暗室 有効寸法:7.92(W)×5.81(L)×3.79m(H) 
(計測室)有効寸法:6.70(W)×4.50(L)×2.52m(H)

 


ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp