製品情報

製造工程紹介

巻線商品の製造工程

(1) コアの電極形成

チップインダクタは、デジタル機器の回路基板に実装して使用されます。そのため、巻線するために核となる部材のコアに、電極を形成する必要があります。電極は、銀下地に、めっき処理を行って形成しています。

コアは小さくて簡単な構造だけど、高度な成形技術と厳しい工程管理により、高い品質を維持してるんだね!

(2) 巻線

チップインダクタは、髪の毛より細い銅線をコアに巻線しています。このような小さなチップインダクタは、コアの保持精度や銅線の巻き方によって性能が大きく左右されます。登米村田製作所では独自の巻線技術に加え、大量生産可能な設備を開発・導入することで、高い品質の製品を安定して供給しています。

へぇー、一度にたくさんのコアに巻線をしてるんだなぁ。遠くてよく見えないけど、みんな同じ巻状態になるように、独自の巻線技術を取り入れているんだって。すごいなあ~

(3) 樹脂コーティング

お客様が回路基板に実装する際、細い銅線を傷付けてしまわないように、巻線部に樹脂をコーティングしています。更にお客様で安定した実装が行えるように、コーティング面を平らにしています。登米村田製作所では、チップインダクタの種類によって樹脂量を制御し、独自の成形技術で銅線保護を行っています。

そっかー、チップインダクタの特性だけでなく、お客様が使いやすいように工夫しているんだね。なるほど~

(4) 測定・テーピング

完成したチップインダクタは、全数品質の確認を行っています。そして、良品のみを紙テープに入れて包装しています。チップインダクタの中には高周波帯で使用される種類もあり、高度な測定技術が要求されます。登米村田製作所では独自の測定技術で、安定した高品質の商品を提供しています。

これで完成っと!あとは箱詰めして出荷だね。みんなー、いってらっしゃ~い!がんばってねぇ~!