仮想センサプラットフォーム“NAONA”のビジネス構想について

  • その他

2017/09/27

株式会社村田製作所
代表取締役会長兼社長 村田 恒夫

本サービス(1on1向けサービス)は2023年12月29日(金)に新規申込受付を停止しました。
また、2025年3月31日(月)をもってサービスの提供を終了いたします。
掲載情報は2024年3月29日時点の情報となります。(2024年3月29日追記)

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要旨
株式会社村田製作所は、場の雰囲気や盛り上がり、人間同士の親密度など、これまでデジタル化出来ていなかった情報を空間情報としてセンシングし、可視化したデータとして提供する仮想センサプラットフォーム“NAONA”の実証実験を開始しました。
本システムは様々な情報をセンシングするハードウェアを接続し、そこで取得されたデータを組み合わせて空間情報として解釈、出力するクラウドプラットフォームです。
なお本システムは、2017年10月3日~10月6日に幕張メッセで開催される「CEATEC」に出展します。

概要
情報通信技術の発展によりヒトやモノの情報がデジタル化され、その情報を利用して多くのサービスが誕生しています。さまざまな市場ニーズにお応えするために、これまで当社はセンサや通信モジュールなどの部品の提供をおこなってきましたが、ITサービスなどを手掛けるお客様に向けて、ハードウェアを介して得た情報をデータとして提供するクラウドプラットフォームサービスも検討しています。このクラウドプラットフォームでは、センシングの対象をヒトやモノの単位から、空間に存在するヒトやモノの関係性にまで拡大し、そこで得られる関係性に関する情報を活用したサービスの創出を目指します。

たとえば、飲食店や小売店などでは店内の雰囲気や活況度を把握することによって、接客サービスの質の向上を図ることができます。また、オフィスでは会議室や執務室の生産性や快適性を把握することで、健康な経営環境の実現を支援することが可能になります。現在、事業化に向け、実証実験や先行導入をさまざまな企業と実施しており、今後も新たなサービスの創出や市場の創造に挑戦してまいります。

ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp

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