当社は、RE100※の実現に向けて取り組みを進め、2023年7月に再生可能エネルギー100%で工場の稼働を実現いたしました。 村田製作所グループではRE100の実現に向けて、太陽光発電&蓄電池システムの国内・海外工場への導入を進めています。これからもグループ全体の事業活動における使用電力の再生可能エネルギー化を推進していくとともに、地域社会の環境負荷低減に貢献することで持続可能な社会の実現を目指して取り組んでまいります。
グローバルな社会課題の解決に、「気候変動対策の強化」が重要課題となっています。このような社会課題の解決に向けて、各企業レベルで再生エネルギーの利用促進・エネルギーマネジメントの効率化を行い、持続可能な社会の実現をしていくことが重要となっています。 当社では太陽光発電&蓄電池システムの活用により、CO2排出量の削減に貢献します。環境面以外では、伊勢村田製作所の立地は、地域災害時の避難地区になっており、災害時は避難者を受け入れ電力提供を行い災害時の地域貢献をします。
当社では、野立てや駐車場カーポートに設置した太陽光パネル(容量1316kWh)による発電と産業用蓄電池システム(容量300kWh)による発電・蓄電池の充放電を最適化する運転制御システムを使用しています。蓄電池は村田製作所のリチウムイオン二次電池「FORTELION」を用いており、安全性はもちろん屋外環境での長期稼働に適したシステムとなっています。また、最適な容量選択ができる構成としたことで、太陽光発電の余剰電力の吸収やBCPなどの使用目的に合わせた容量を設置可能としています。
ハードウェアを生産計画・気象情報・発電予測・電力消費予測の各情報を統合して、リアルタイムで電力を最適制御する独自開発したエネルギーマネジメントシステムを採用しています。発電が可能な日中は、生産量の増減や天候の変化をモニタリングしながら自家発電の利用と蓄電池の充放電を効率的に行い、系統電力の供給負荷を安定的に低減します。また、夜間は日中の電力需要に備えた蓄電池への充電を行い、系統電力への供給負荷の安定化に寄与します。なお、蓄電池システムにおけるエネルギー予測および制御システムは村田製作所独自のものとなっています。 年間発電量は1488MWhとなり、工場電力全体の再エネ利用率は約13%、CO2削減効果は年間で約634トンとなる見込みです。
災害発生時の地域住民への避難場所として電力の供給を行い、お湯の提供や携帯電話の充電などを実施します。近隣の皆様に安心して避難してもらえる場所づくりに努めています。
当社の取り組みは、2023年2月にプレスリリースを行い、製造業の先駆けとなる取り組みとしてメディアから関心をもたれています。 新聞や三重県が発行している「三重県地球温暖化対策総合計画」の中で、「駐車場を利用した自家消費型太陽光発電設備の導入」がコラムとして掲載されました。また、地元のテレビ局で当社のRE100の取り組みが放送されました。当社の太陽光パネルと蓄電池の設置を通して、地球温暖化対策の一翼を担う企業として紹介されています。