こんにちは。出雲村田製作所 品質保証部です。

10月13日 (金) に広島市東区民文化センターで開催されたQCサークル広島地区改善発表大会に、出雲村田製作所を代表して「九州姫 (くすひめ) サークル」が出場しました。

この大会は、広島・山口・愛媛・島根から集まった12サークルが、職場の小集団サークルでQCストーリーに従って実施した改善内容を発表する大会です。

「九州姫サークル」は、出雲村田製作所237サークルの代表として出場しました。内容は、公私にわたり仲が良い同期入社トリオで編成されたサークルが、仕事と家事・育児の両立に苦労しながら、職場や家族の協力を得て失敗を乗り越え、調べることにこだわった活動で目標を達成していく姿を紹介したものです。
発表は、自分達が実施した改善内容を他社の方にもわかりやすく工夫した資料で、原稿を見ずに、時には出雲弁のやりとりも交えながらの楽しいものになりました。

大会の結果としては、出雲村田製作所として初の金賞を受賞することができました。金賞は、最優秀賞にあたる県知事賞に次ぐ栄誉です。当社のサークルとしては、これまで銀賞はあったものの、手が届きそうでなかなか届かなかった位置についに立つことができました。

また、会場の観衆のみなさんが投票する最も感動したサークルに与えられる感動賞も同時に受賞することができました。

これも、発表を楽しく聴いてもらおうと頑張った『九州姫サークル』の想いが、多くのみなさんに伝わった結果だと思います。

(受賞者の声)
「この度は、金賞と感動賞という素晴らしい賞をいただくことができて、メンバー一同大変喜んでいます。今回の活動を通して、普段何気なく作業していて本当の意味を理解していなかったことが実は沢山あることを思い知らされ、それらをメンバー全員で調べて理解を深めることでバラツキに左右されにくい最適条件を導き出すことができました。工程内にはまだまだ勘や経験に頼って作業していることがありますが、原理や構造を理解し数値化して管理することで安定した品位が維持でき、経験を問わず作業者に優しいものづくりが実現できると思っていますので、今回の経験を今後にしっかり繋げていきたいと思います。
最後になりますが、今回の活動を行っていく上で沢山の方々にご尽力いただき本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。」 (加本)

「今回の広島大会ではまさかのＷ受賞という栄誉をいただき、私達が一番驚き、感動しました。活動中何度も失敗を繰り返しましたが、個性が全く異なる３人が揃っていることでピンチさえも笑いに変え、再度挑戦するころが出来ました。そしてここまで来られたのは、職場の仲間の協力と関係部署のみなさまのお力添えがあったからこそだと思います。今年で入社18年目の私達ですが、これからも初心を忘れずに更なる改善に取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。」 (永瀬)

「今回の活動は家庭での時間をやりくりし家族の協力のもと行いました。そして大会での結果を娘に報告したところ、大変喜んでくれました。母親として目標に向かって頑張っている姿を子供に見せることが出来たこと、そして何より私自身今回の活動を通じて仲間の大切さに気付けたことが一番大きな成果だったと感じています。
今後も人と人との繋がりを大切にしながら活動していきたいと思います。ありがとうございました。」 (春岡)

今後は、「九州姫サークル」の受賞を糧に、当社の他のサークルもさらに上を目指して頑張ってくれるものと期待しています。