【ひまわりの種で復興支援】福島ひまわり里親プロジェクトの参加しました

2023/1/17

出雲村田の取り組み

当社では今年、関係会社の東北村田製作所からの呼びかけにより東日本大震災からの復興支援プロジェクトである『福島ひまわり里親プロジェクト』に参加をしました。
11月にプロジェクトの全行程が完了したので活動を報告させていただきます。

【福島ひまわり里親プロジェクトとは】

2011年3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴う原発事故により福島県は観光業や農産物の流通に大きな打撃を受け、そこで働く人々の生活に影響を与えました。
このような状況を克服するために発足されたプロジェクトが『福島ひまわり里親プロジェクト』です。
復興のシンボルであるひまわりを用いた当プロジェクトの仕組みは以下の通りです。

【出雲村田製作所の活動】

当社では当プロジェクトに以下3つの方策で参加をしました。

①会社構内での活動

当社本工場およびイワミ工場(大田、波根)に在籍する緑化チームの従業員がそれぞれの構内でひまわりの育成を行いました。
本工場では地域住民の方でも見られる位置に100粒、イワミ工場では大田と波根で合わせて300粒の種を植えました。


本工場で咲いたひまわり(左)とイワミ工場(波根)で咲いたひまわり(右)

②murataゆめの森保育園での活動

当社の企業主導型保育園「murataゆめの森保育園」の園児の皆さんにも協力してもらい32粒の種を植えて園庭で育成をしました。
また、園児の皆さんにはNPO法人チームふくしま様が子どもたちにも当プロジェクトが分かりやすく伝わるようにとの想いで制作された絵本もお渡しをしました。


(プランターの土入れから種植え、水やりまでを行いました)

③従業員の各家庭での活動

従業員からプロジェクト参加者を募集し、参加した135名の各家庭で計2,720粒の種が植えられ、中には270粒もの種を植えてひまわり畑をつくった従業員もいました。
ひまわりの育成期間中は、社内のチャットツールを用いて台風や害虫への警戒情報、ひまわりの絵日記などを共有しながらプロジェクトの成功を目指しました。


(従業員の各家庭で咲いたひまわり)


(参加従業員から寄せられたひまわり絵日記)

上記の3つの方策により当社では合計で3,100粒以上の種を植え、最終的に収穫した種の総重量はなんと25kg超となりました!
当社からお送りした種が少しでも復興の支援になれば幸いです。


(当社で収穫されたひまわりの種の総数)