環境との調和

SDGs7 SDGs12 SDGs13 SDGs15

PETフィルムの資源循環

積層セラミックコンデンサの製造で使用するPETフィルムの循環型リサイクルシステム構築を社外パートナー企業と協働で取り組んでいます。ムラタグループの持続可能な資源利用率と循環資源化率の目標値達成を目指して量産拡大を進めています。

ムラタグループの目標値: 持続可能な資源利用 別ウィンドウで開く

  • ※ 

    持続可能な資源利用率:主に枯渇リスクの高い24資源におけるリサイクル材使用の重量割合のことです。

  • ※ 

    循環資源化率:ムラタの排出物(廃棄物+有価物)が循環資源化された重量割合のことです。

PETフィルムの資源循環のイメージ

水資源の循環

工場の製造過程で使用する水資源の削減・再利用に積極的に取り組んでいます。
例えば、使用後の水を純水の原水として再利用したり、市水循環システムの導入により排水せずに再利用する取り組みを継続して行っています。さらに2024年度からは、宮崎工場の廃棄物のうち約6割を占めていたアルカリ廃液の処理施設の導入が完了し、再度工業用水として活用することで資源循環を実現しています。

水資源の循環のイメージ

省エネの取り組み

冷凍機設備などにおける高効率機器への更新や、廃熱回収機能の導入、設備待機電力の低減など、積層セラミックコンデンサを製造する過程で使用する電力の省エネ化に取り組んでいます。
また、ムラタグループが開発した技術である「耐熱セラミック触媒を使った工場排ガス処理」の導入により、排ガスの無害化プロセスの省エネ・CO2排出量の削減を実現しました。

環境負荷低減ソリューション 工場排ガス処理用 耐熱セラミック触媒 別ウィンドウで開く

今後はクリーンルームの加圧最適化による空調動力低減にも取り組んでいきます。

再生可能エネルギーの導入

ムラタグループでは、再生可能エネルギー導入比率を2035年度100%にすること(RE100)を目標としています。
それに向けて福井村田製作所では、敷地内建屋の屋上に太陽光パネルを設置し、自社発電による再エネ導入を計画的に進めています。
また、再エネ由来電力調達の拡大も積極的に進め、環境負荷低減に貢献しています。

敷地内建屋の屋上に太陽光パネルを設置している写真1
敷地内建屋の屋上に太陽光パネルを設置している写真2

サプライチェーンにおける環境負荷の低減

従来、仕入れ先様単位で福井村田製作所に納品いただいていたところを、一つの物流会社様に荷物を集約して納品いただく共同配送を2024年11月に一部の仕入れ先様・物流会社様と実現しました。この取り組みにより、仕入れ時に発生するCO2排出量(Scope3)の削減につながりました。
また、この取り組みの特徴は自社にとどまらず他社様と協働で実現した点であり、それにより環境負荷低減だけでなく、"2024年問題"とも呼ばれる物流業界におけるドライバー不足や働き方改革にもポジティブな影響を生んでいます。

<仕入れ先様のコメント>

  • 共同配送により、従来納品を行っていた時間をコア業務に充てることができ、業務効率の向上につながりました。
  • 共同配送で納品回数を減らすことにより、環境負荷軽減と納品業務削減ができ営業活動の向上につながりました。
    また、物流会社様による配送のため従来の納品時間より早く確実に納品いただいております。

<物流会社様のコメント>

  • 既存の物流ルートを活用した取組みであり、受託する側としてハードルは高くありませんでした。
    そのうえCO2削減に貢献できたと考えれば、環境・2024問題両面から更なる推進を図るべき取組みだと思います。
共同配送への変更前のイメージ図
右矢印
下矢印
共同配送への変更後のイメージ図

マイボトルの使用推進

福井村田製作所では、社内のペットボトル飲料の販売量(消費量)を減らし環境負荷低減につなげる工夫として、マイボトル専用のフリードリンク機を設置しています。
これにより従業員のマイボトル使用が習慣化し、社内でのペットボトル飲料の消費が導入前より5割以上削減することができました。

マイボトル専用のフリードリンク機を使用している写真1
マイボトル専用のフリードリンク機を使用している写真2

緑化活動

福井村田製作所では、工場の運営と地球環境・地域社会との調和を目指し緑化活動にも力をいれています。
特に武生事業所の正面緑地は規模が大きく、約130種類の樹木を栽培しています。
春はバラ、夏は生い茂る緑など季節ごとに様々な表情を魅せる緑地は従業員の癒しであり、一般開放期間は地域の方にも楽しんでいただいています。

緑化活動のイメージ1
緑化活動のイメージ2
緑化活動のイメージ3