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ムラタのイノベーションで社会価値と 経済価値の好循環を生み出し、 豊かな社会の実現に貢献していきます
目次
激変する環境変化に対応し持続的な企業価値の向上を図るために、Vision2025の大切な考え方は引き継ぐとともに、長期視点で目指す方向性や必要な備えについてより具体的に示すものとして、Vision2030を策定しました。
Global No.1部品メーカー
〜ムラタがお客様や社会にとって最善の選択となる〜
人々の衣食住を豊かにするための社会インフラに、ムラタの電子部品は必要不可欠なものとして使われています。 ムラタは今後も継続的なイノベーションで社会ニーズに応え、部品の進化を図っていきます。ムラタの部品が社会に広く、深く根付いて、暮らしの“今”を支えます。
社会課題解決のツールとしても、エレクトロニクスは幅広く活用されています。ムラタは部品の提供にとどまることなく、エレクトロニクスを突破口として、地球、社会の持続可能性を追求していきます。ムラタのイノベーションが、より自由で、暮らしやすい未来の実現を加速させます。
事業オペレーションで生じる社会や環境への負荷低減においても、ムラタはイノベーションを生み出し、社会と調和する事業プロセスを約束します。
ありたい姿を実現するための成長戦略
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ムラタはこれまで「エレクトロニクス産業のイノベーションを先導していく存在でありたい」というInnovator in Electronicsに込められた想いを実践し、お客様との強固な信頼関係を構築することにより、コンデンサのムラタ、通信のムラタといったグローバルブランドを確立してきました。
一方で、事業規模が拡大し大企業となった今、ムラタが社会に与える影響は格段に大きくなっています。今後も変化の激流に飲み込まれることなく、真の Innovator in Electronicsとして主体的に価値創造していくためには、価値提供の軸を「お客様に対するイノベーション」だけでなく、「社会課題に対するイノベーション」へとその範囲を広げていくことが重要であると考えています。持続可能な社会への転換はすでに世界の共通認識となっており、社会そして企業の持続可能性のために、ムラタだからこそ実現することができる貢献のあり方として、 Vision2030のありたい姿を描いています。
このありたい姿を実現するための成長戦略が、「基盤事業の深化とビジネスモデルの進化」そして「4つの経営変革の実行」です。これらをビジョンとして掲げることで2030年までの取り組みに一貫性を持たせ、ありたい姿の実現を目指します。そしてこれを実現することにより、お客様や社会にとってムラタが「最善の選択」であり続けることは、Global No.1部品メーカーとして目指す姿でもあります。
グローバルで多様な人材が活躍し、個人として、組織全体としてイノベーターを目指す
多様な人材が、それぞれの持ち味を活かし活躍できることは、激しい変化や不確実性にしなやかに対応し、イノベーションを生み出し続けるための源泉となります。ムラタでは、人種、国籍、宗教、信条、障がい、性別、年齢、出身地、性的指向といった違いや、従業員の能力、知見、経験などの見えない多様性を尊重してきました。今後も継続して、従業員一人ひとりがさまざまな経験を通じて能力を高め、力を発揮することができる風土の醸成を図っていきます。
そうした中において、多様な個人が、互いに切磋琢磨し、対話を重ねながら社是・ビジョンに共鳴することが大切になります。個人の多様性を尊重しつつ、チーム、部門、拠点を超えて信頼・連携し合い、調和することで、ムラタは今後も組織全体として、お客様にとって、さらには社会課題の解決においてもイノベーターであり続けることができます。
大きな変化を迎えているエレクトロニクス市場において、ムラタが今後もInnovatorとして価値を生み出していくためには、技術や社会変化の潮流を大局的に捉えた経営が求められます。長期視点で将来を見据えて多様なイノベーションを生み出すために、ムラタでは3層構造のポートフォリオを用いた経営を行い、「通信・モビリティ・環境・ウエルネス」の4つの事業機会において、価値を創出していきます。
標準品ビジネス(EI)
用途特化型ビジネス(ASC)
新たなビジネスモデル創出
あらゆるものが通信でつながり、最適化されていく
自動車業界は100年に一度の大変革の時代へ
持続可能な社会への転換に向けて約束された市場
人生100年時代を見据えた新たな豊かさの追求
社会価値と経済価値の好循環を生み出す経営
自律分散型の組織運営の実践
仮説思考にもとづく変化対応型経営
デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進