社会

お客様と品質への責任と行動

お客様への責任・品質保証活動

「良い機器は良い電子部品から、良い電子部品は良い材料から」
「まちがいのない品質も納期も科学的管理を実践していれば守れる」

創業者 村田 昭

材料から製品までの一貫生産体制を構築してきたムラタでは、創業当時から今も変わらず、プロセスの源流から科学的管理を実践することですべてのお客様へ信頼される品質を追求していきます。

品質基本方針

社会貢献という目的に共感したお客様と
かけがえのないパートナーシップを築き(CS)
会社の目指すべき姿に共感して、
社会貢献という実感と自己実現に喜びを感じ(ES)
問題に対しては物事の源流(根幹)まで要因を掘り下げ
本質原因を明らかにして
人、物、仕組み、技術のビジネスプロセスすべてを
最適化する質マネジメント行為を行うことにより
全員が仕事の質の向上を図り
スパイラルアップしていくことで、
お客様に期待以上の満足を提供していくこと

「品質基本方針」は、お客様に信頼され、ご満足いただける高品質な品質を提供していくための、品質・質の考え方の拠り所です。ムラタは、製品の品質・サービスの質は元より、設計・調達・生産、人・物・仕組み・技術のすべてのプロセス・システムの質を常に改善し、最善の状態に保つ活動を進めています。

品質マネジメントシステム(M-QMS)

M-QMSとは、社是を基盤に、品質基本方針の考え方をより具体化し、お客様に期待以上のMURATA Qualityを保証し続けるため、モノづくりに関するすべての活動をひとつの仕組みにまとめたものです。

「源流管理」「未然防止」「継続的改善」を重要なキーワードに位置付け、全員がやりがいをもって自分の仕事の質を向上させ(全員で質マネジメント)、スパイラルアップしていくことでお客様満足、さらには社会的満足を目指しています。

ムラタ品質マネジメントシステムイメージ図
■源流管理
一連の活動を川の流れに例えて、ひとつひとつのプロセスでやるべきことを明確にし、問題を後に残さない管理を行うこと。また、発生した問題に対しては、表面的な要因だけでなく、潜在的な要因まで掘り下げて真の原因を追及し、対策を講じること。
■未然防止
想定されるリスクを可能な限り洗い出し、あらかじめ対策を講じることで問題の発生を未然に防ぐこと。たとえば、設計・開発において、お客様での使われ方を予測して、お客様の工程や市場での問題が発生するリスクを洗い出し、そのレベルに応じて事前に対策することで、問題の発生を最小化すること。
■継続的改善
お客様が期待・要求する製品・サービスを提供し続けるため、Target(目標)を意識して、繰り返しPDCA(計画→実行→検証・評価→改善)をまわし、仕事の質を向上させていくこと。

併せて、外部の品質マネジメントシステムの認証も受けています。

Link: 品質マネジメントシステム認証取得状況

製品セキュリティポリシー

ムラタは製品・サービスのセキュリティ確保がお客様の安全に関わる重要な経営課題であると認識し、当社製品に関わるセキュリティ事象に対し、迅速かつ適切な情報提供や処置を実施することにより製品セキュリティインシデントの早期解決および再発防止の徹底を図ります。また、製品セキュリティに関わる教育活動や、製品ライフサイクルにわたってセキュリティ対策を行うことで、製品セキュリティインシデントの発生を未然に防止します。

ムラタは製品・サービスのセキュリティ確保のため「製品セキュリティポリシー」を定めます。

製品セキュリティポリシーの図

製品セキュリティポリシー

  1. 安全・安心な製品の提供

    ムラタは、製品・サービスのセキュリティ確保がお客様環境のリスク低減や安全に関わる重要な経営課題であると認識し、製品セキュリティの対策を講じることで、お客様に安心して製品・サービスをご利用いただけるよう努めます。

  2. 製品セキュリティ対策活動の実施

    ムラタは製品・サービスに対する不正アクセス等による機密性、完全性、可用性、さらにはその製品・サービス固有の重要な要素に対する被害の防止・最小化のため、設計・開発段階におけるセキュリティ対策の組込、製品・サービスに関わる脆弱性情報の提供の実施等を含めた、製品ライフサイクルにわたるセキュリティ対策活動を実施します。

  3. インシデント発生時の対応

    ムラタは、製品セキュリティインシデントが発生した場合は、原因究明と是正処置を講じ、再発防止に努め、適切な情報提供の手段を用いて迅速にお客様や関係者へ対応策を告知・提供します。

  4. 製品セキュリティに関連するルールの整備

    ムラタは、製品セキュリティの確保、向上のため、必要な製品セキュリティに関連するルールを整備します。

  5. 製品セキュリティ管理体制の構築

    ムラタは、製品セキュリティ対策活動を推進する管理体制を構築します。

  6. 法令遵守

    ムラタは、製品セキュリティに関連する法令を遵守します。

  7. 仕入先様の管理

    ムラタは、当社の製品・サービスに関わる仕入先様に対して、契約等により、製品セキュリティに関連するルールおよび関連する法令の遵守を求めます。また、必要に応じて監査等により、仕入先様の遵守体制を管理します。

  8. 教育・訓練

    ムラタは、当社の役員および従業員に対して、製品セキュリティについての教育・訓練を実施し、製品セキュリティの重要性を認識させるとともに、製品セキュリティに関連するルールの周知徹底を図ります。

  9. 継続的改善の実施

    ムラタは、法的・社会的要求やセキュリティ脅威の変化などに応じて、製品セキュリティの対策やその管理の仕組みを継続的に改善します。

お客様ニーズへの対応

ムラタでは、お客様の新製品の企画・開発・設計の初期段階から技術交流会などを通じて、お客様ニーズの把握に努めています。この活動によって、お客様の困りごとや要望にお応えする、最適な電子部品の提案やムラタの部品・サービスの組み合わせによる総合的な提案につなげています。
また、今後ますます電子部品の搭載が加速し、事業機会の広がりが見込まれるエッジデバイス・ITインフラ・モビリティ・環境・ウェルネスといった領域では、将来の需要機会に備えたマーケティングを強化し、「近い将来にどのような価値を提供できるか」について各地域で活発な議論を進めています。

展示会・ウェビナーなどでのお客様ニーズの把握

ムラタでは、お客様のニーズを把握するため、国内外問わず数多くの展示会に出展しています。ムラタブースでは、お客様が現在直面している、または未来へ向けて構想されているさまざまなシチュエーションを実際に再現し、課題解決を図る当社製品のデモンストレーションをエンジニアらが説明します。また昨今の非対面でのコミュニケーションニーズもふまえ、フィジカル・バーチャル両面でお客様とのコミュニケーションをより深め、これによってお客様のニーズを素早く正確に把握し、お悩みや要望にお応えする最適な提案と製品開発に活かしています。

展示会やウェビナーもお客様のニーズを把握する大切な機会です。

品質事故への対応

お客様からの品質クレームは企業にとって重大な問題であると同時にムラタの品質を改善する貴重な機会です。
お客様からのクレームに関する情報は、すべてデータベースに集約しています。発生時の基本情報を入力し、さらに分析結果も追加することで、ムラタ全体のクレーム発生傾向を把握しています。
本社機能スタッフは事業部が行うお客様対応の統制と故障解析支援の実施を行います。また、クレームからの学びを全社に水平展開し、未然防止を図っています。
万一お客様の安全に関わる重大な品質事故が発生した場合には、危機対応の手順に従い、経営層の指示の元、お客様の被害の最小化を行います。

品質事故発生時の流れの図
品質事故発生時の流れ