仕入先様との対話
ムラタは、CSR監査を通じて仕入先様との直接対話を行い、調達方針やガイドラインの意義を伝えています。また、仕入先様におけるガイドライン遵守状況や課題についても意見交換し、一緒に問題解決に向けた議論を進めています。この取り組みを通じて仕入先様から感謝のお言葉もいただいています。
監査前
仕入先様との1on1による説明会を開催します。監査の目的や監査方法・項目をお伝えするだけでなく、ガイドラインを遵守し企業の社会的責任を果たす必要性についても説明します。
監査当日
不適合の箇所を指摘するだけでなく、何が問題なのかを説明するとともに、是正の方向性も共同で協議します。
監査実施後(是正措置)
仕入先様の状況に応じて、具体的な施策案を提示、アドバイスを行うなど是正に向けて一緒に取り組みます。
キャパシティビルディング
ムラタグループは、サプライチェーン全体における社会・環境課題への対応力を高めるため、仕入先様のキャパシティビルディング(能力向上支援)に取り組んでいます。
CSR監査や環境分野の取り組みを、単なる確認や要請の場にとどめるのではなく、仕入先様が課題を理解し、自律的に改善を進めるための学びと対話の機会として位置づけています。
CSR監査を通じた教育
ムラタグループでは、人権・労働、安全衛生、環境、倫理などの課題に対応するため、RBA行動規範に準拠したCSR監査を実施しています。
監査では、適合・不適合の確認に加え、指摘事項の背景や国際的な考え方、求められる管理の在り方を対話を通じて共有し、仕入先様が是正対応や再発防止に主体的に取り組めるよう支援しています。
これにより、監査を「確認の場」から「学びと改善の場」へ発展させ、サプライチェーン全体の対応力向上を図っています。
脱炭素の取り組みを通じた教育
気候変動対策はサプライチェーン全体で取り組むべき重要な課題であり、ムラタのScope 3 GHG排出量ではカテゴリ1(購入した製品・サービス)の割合が高いことから、仕入先様との連携が不可欠です。
ムラタグループは、環境取り組み方針説明会や1on1での対話を通じて、脱炭素や持続可能な資源利用に関する考え方を共有するとともに、GHG排出量算定や削減に向けた取り組みを支援しています。これらの取り組みにより、仕入先様が自社の状況に応じた脱炭素対応を検討・推進できるよう後押ししています。
Link: 脱炭素社会の実現
表彰制度
ムラタは、品質の向上・納期の改善・原価低減活動・技術革新への貢献のほか、サステナブル調達の実現に多大なるご協力をいただいた仕入先様に感謝状を贈呈しており、この表彰を通じて仕入先様へ感謝の意をお伝えするとともに、継続的な信頼関係の構築に取り組んでいます。
表彰事例
- 人体に有害な製造工程溶剤の脱トルエン化に向けての設備投資や再生液の導入
- リサイクル率の見える化と特定品種における水平リサイクルの実現