ムラタは、人類社会の持続的発展には地球環境の保護が不可欠であると認識し、「EHS防災方針」に基づいて環境負荷の低減(E)、健康・安全の確保(H・S)、および防災活動の推進に取り組んでいます。調達部門では、環境負荷の少ない部材を調達する「グリーン調達」を推進しており、その実現には仕入先様の理解と協力が必要です。2005年10月に発行した「グリーン調達基準書」により、仕入先様への要請事項を明確にし、この基準に同意いただける仕入先様との長期的な関係構築を目指しています。
なお、具体的には、以下の5つのStepを踏むことで、「グリーン調達」を推進しています。
Step 1:ムラタグループの環境方針展開
製品の環境負荷低減のためには、環境負荷の低い部材を調達する「グリーン調達」が必要です。
ムラタでは、お取引開始時にグリーン調達の考え方や仕入先様への要請事項などをまとめた「グリーン調達基準書」を配付し、仕入先様のご理解とご協力を得ながらグリーン調達を進めています。なお、改定の都度、当社仕入先様使用システム及び当社仕入先様専用ポータル経由で最新版を連携しています。
Link: グリーン調達基準書 本文
Link: 製品に含まれる環境負荷物質の規制表(一部抜粋)
Link: 工程で使用される環境負荷物質の規制表
Step 2:仕入先様との契約書取り交わし
グリーン調達基準書で提示しているムラタが定める含有物質基準をご理解いただいた上で、「環境保全への取り組みに関する同意書」を提出いただいています。こちらは、新規仕入先様の採用を判断する項目の一つになります。
Link: 環境保全同意書のフォーマット
Step 3:CMS監査 / 評価の実施
新規のお取引にあたっては、「ムラタグループサプライチェーンCSR調達ガイドライン」に基づき気候変動や環境汚染などの地球環境問題への取り組みもお願いしています。また、仕入先様の環境マネジメントシステム(ISO14001など)の認証取得状況を確認させていただくとともに製造現場における化学物質の管理状態を監査し、お取引の可否を判定しています。お取引開始後も、定期的に仕入先様での化学物質の管理状況や、環境負荷の取り組み状況を評価し、評価結果の低い仕入先様に対しては改善要求や実地監査での指導を行っています。
Step 4:グリーン度調査の実施
ムラタでは、部資材を採用する前に、一品一品について「グリーン度調査」を実施しています。
その際の基準として、法規制やお客様の要請に沿って使用の禁止・削減を定めたムラタ独自の技術基準を用いています。
仕入先様から提出いただいた部資材の含有物質情報に基づき専門スタッフが審査し、認定したものを環境情報データベースに登録します。
Step 5:認定した部資材のみを発注できる仕組みの構築(購買牽制システム)
環境情報データベースに登録された部資材のみを発注することができる「購買牽制システム」を導入し、認定された部資材のみをムラタ社内に持ち込める仕組みを構築しています。