機能デバイス

主な製品

センサ/発振子など

センサ

 

事業機会

  • ADASや自動運転の普及による高精度センサの市場拡大
  • 実装・補正・演算を容易にする多軸化のニーズ

強み

  • 独自の3D-MEMS設計・プロセス技術による、低ノイズ・高感度・高精度・安定性・信頼性

リスク

  • 競合他社との競争激化

ムラタのMEMS慣性力センサは、3D-MEMS技術と呼ばれる独自のプロセス技術、設計技術を用い、素子レベルで正確に強い信号を出力することができます。それに加えて、高度な回路技術を組み合わせることにより、厳しい環境下での使用においても高い信頼性・安定性・精度を実現しています。このような特長が多くのお客様に支持され、車載市場をはじめ、同じく高い信頼性が求められる産業機器、医療機器市場においても豊富な採用実績があります。

成長が著しい自動車市場では、横滑り防止装置(ESC)やアンチロック・ブレーキシステム(ABS)といった、人命を守る安全システムの搭載を義務付ける動きにあわせて、ジャイロセンサや加速度センサとしての採用が増加しています。

また近年では、自動運転の実現に向けた技術開発が世界中で活発に進められています。自動運転をシステム制御により行う場合には、天候や交通規制、車両の周囲環境などの多種多様な情報を、さまざまなセンサを複数使用して検知・判断することによって、車両を安全に運行させる必要があります。たとえば、トンネルなどの衛星測位システム(GPS)が有効でない環境や、カメラやレーダーが十分に機能しない劣悪な環境においても、自分自身の車両の位置や方向を正確に特定し、安定して走行させることがひとつの課題となります。このため、車両位置や姿勢、方向をより高精度に計測できるMEMS慣性力センサのニーズが高まっています。この領域は、まさにムラタの3D-MEMS技術の強みが発揮できる事業領域と考えており、ムラタはこのような将来のニーズをいち早く掴むことで、自動車メーカーやTier1のお客様に対して製品の提案を進めております。

2012年に買収したMEMS開発技術力の高いフィンランドのMurata Electronics Oy(旧:VTI Technologies)と、モノづくり力に強みのあるムラタが融合することで、さらに高度な製品を提供できる体制が整い、我々は新製品の開発と工場の供給能力増強をタイムリーに進めています。今後もムラタは技術力を磨き、高精度なMEMS慣性力センサをよりお客様の使いやすい形に仕上げ、そして普及させることによって社会の発展に貢献していきます。