環境とムラタ
環境負荷の全体像と環境会計
ムラタでは事業活動にともなう環境負荷の定量的な把握に努め、これを分析し、環境負荷の低減に努めています。
ムラタの環境負荷
温暖化対策と省資源・資源循環が課題
ムラタが生産する電子部品は、小型でも、これらを製造する際に消費されるエネルギー・水などの資源は、小さなものではありません。
ライフサイクルの視点から環境負荷低減に関する2019年度~2021年度中期目標を定め、環境負荷低減活動に取り組んでいます。

データの算出方法
「総物質投入量」「化学物質大気排出量」は国内グループの実績を集計しています。その他の項目は、国内グループおよび海外生産拠点の実績を集計しています。
環境会計2019年度の結果と分析
2019年度の環境活動費用は約60億円、投資額は約40億円でした。
生産の増加にともない、資源循環に関する日常管理費用が増加しました。また投資においては、公害防止対策のために設備を積極的に導入しています。
2019年度 環境会計
分類 | 費用 (百万円) | 投資 (百万円) | |||
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2018年度 | 2019年度 | 2018年度 | 2019年度 | ||
事業所エリア内コスト | 公害防止 | 341 | 265 | 846 | 651 |
地球環境保全 | 272 | 293 | 355 | 318 | |
資源循環 | 3,118 | 3,008 | 2,516 | 2,949 | |
小計 | 3,730 | 3,566 | 3,717 | 3,919 | |
上下流環境保全コスト | 66 | 71 | 0 | 0 | |
管理活動コスト | 1,055 | 1,106 | 9 | 20 | |
社会活動コスト | 84 | 90 | 0 | 0 | |
研究開発コスト | 1,104 | 1,256 | 258 | 106 | |
環境損傷コスト | 0 | 0 | 0 | 0 | |
合計 | 6,039 | 6,089 | 3,984 | 4,045 |
データの算出方法
- 集計対象は村田製作所の各事業所および国内生産拠点 (20法人) です。
- 2019年4月から2020年3月までの12ヵ月間を集計対象期間としています。
- 費用には人件費、減価償却費を含んでいます。