福島ひまわり里親プロジェクトに参加

2023/10/31

その他CSR活動

sdgs-17

ムラタグループでは、福島県に所在する東北村田製作所の呼びかけにより、東日本大震災からの復興支援の取り組みである「福島ひまわり里親プロジェクト」に各事業所の所在する地域で取り組んでおります。
京都の長岡京市に所在する本社・長岡事業所でも今年はじめて、この取り組みに参加しました。

福島ひまわり里親プロジェクトとは

2011年3月11日に発生した東日本大震災からの復興のために発足しました。「震災」+「原発事故による風評被害」で観光・農産物が大打撃を受け、障がい者施設の作業がなくなりました。「ひまわり」を復興のシンボルとして、全国の人々が里親となってひまわりを育て、採れた種を福島に送ることで、福島県の障がい者施設での雇用創出、防災教育、絆づくり、防災教育につながっています。

「福島ひまわり里親プロジェクト」の詳細はこちら 別ウィンドウで開く

本社・長岡事業所の取り組み

下記3つの取り組みを行いました。

1)本社・長岡事業所の構内で育てました

構内にプランターを設置し、従業員で協力して水やりを実施して、大事に育てました。今年は暑い日が続いたせいか、上手く育たないひまわりもありましたが、がんばって咲いているひまわりから、元気をもらいました!

本社のひまわりの画像1
本社のひまわりの画像2

2)地域の皆様に育てていただきました

協力団体 : 開田保育所、新田保育所、滝ノ町保育所、深田保育所、長岡第八小学校、乙訓高校

長岡京市の保育所・小学校・高校の生徒・教職員の皆様にご協力いただき、たくさんの種を採取することができました。ご協力いただいた協力団体の皆様、誠にありがとうございました。
芽が出るのを楽しみにしていた、暑い中で水やりをがんばった、虫は苦手だった、開花したひまわりを見るとうれしくなった・・・など、コメントをいただきました。植物を育てる体験を通じて、新しい気づきや心に残る経験をしてもらえていたら、うれしく思います。

地域の皆様とひまわりの画像1
地域の皆様とひまわりの画像2
地域の皆様とひまわりの画像3
地域の皆様とひまわりの画像4

3)従業員の自宅で育てました

従業員に参加を募り、71名の従業員の各家庭で育てました。参加従業員全員で社内のチャットグループを作成し、発芽状況、害虫対策、生育のアドバイスを情報共有しながら、参加者がチームとなって取り組みました。ご家族が楽しんでいる様子や、水やりをがんばってくれた家族への感謝の気持ちをつづっている従業員の言葉で、温かい気持ちになりました。

従業員が育てたひまわりの画像1
従業員が育てたひまわりの画像2
従業員が育てたひまわりの画像3
従業員が育てたひまわりの画像4

皆様のご協力で収穫した種の総重量は約1.5kgとなりました。福島ひまわり里親プロジェクトにお送りした種が、福島の復興支援につながれば幸いです。

ひまわりの種の画像1
ひまわりの種の画像2

村田製作所は今後とも、地域の皆様に喜ばれる企業となるよう、社会・地域貢献活動を進めてまいります。