2024年1月21日(日)日本経済新聞社東京本社ビル(東京都千代田区)において、高専GCON2023が開催されました。
本コンテストは、女子学生を中心としたチームで日頃行っている研究や学習が、SDGsの観点からさまざまな社会課題に対してどう貢献できるか考えることにより、未来の研究者・技術者としてさらなる成長を促すことを目的とします。
ムラタは経営理念として『文化の発展に貢献する』ことを掲げており、高専GCONの目指す『SDGsを中心としたさまざまな社会課題の解決』に共感し、今年度から協賛しています。今回は、ムラタのブース展示による会社説明を行い、高専生たちによるポスターセッションおよびプレゼンテーションへ参加しました。
本選には予選を勝ち抜いた12チーム(13高専)が参加し、学生の身近な問題や各地域の社会課題に対してSDGsの視点からアイディアを提案しました。そのユニークさとオリジナリティあふれるアイディアは、観客の心を動かし共感を呼び起こしていました。
中にはすでに特許取得や社会実装が行われているアイディアもあり、学生たちの真剣な取り組み姿勢が伺えました。
すべてのチームが切実な想いで社会課題解決へ取り組み、その実行力も備えていました。学生たちは日常生活や社会で起きていることをよく観察し、ときには当たり前のことに疑問を持ちながら、日々学んだ知識や技術も活かしながら挑戦していました。
学生たちは学内外の協力者と積極的に連携し、足りない知識や技術、リソースを獲得しながら目標を達成しており、このような姿勢からは高専生の巻き込み力と周囲からの期待が感じられます。
また、学生たちは仮説検証を徹底し、地道にプロジェクトを進めるだけでなく、社会実装も行う能力があることを高専GCONを通して示しました。