2021/12/20
株式会社村田製作所
代表取締役社長 中島 規巨
株式会社村田製作所(以下、「村田製作所」)の生産子会社、Philippine Manufacturing Co. of Murata, Inc.(フィリピン、バタンガス州、以下「フィリピン工場」)は2022年1月1日より使用電力のすべてを再生可能エネルギーに転換します。フィリピン工場では、再生可能エネルギーの利用促進に向け、2021年5月より生産棟屋根へソーラーパネルを設置しています。村田製作所グループはRE100
※の実現に向け、グループ全体の事業活動における使用電力の再生可能エネルギー化に取り組んでいきます。
※ RE100は世界で影響力のある企業が事業で使用する電力の再生可能エネルギー100%化を目指す協働イニシアティブです。多様な分野から企業が参加するRE100の総収入は6兆6,000億米ドルを超え、さまざまな分野での活動を通じてクリーンな経済への移行を加速させるための強力なシグナルを政策立案者や投資家などに発信しています。RE100はThe Climate GroupがCDPとのパートナーシップのもとで主催し、We Mean Business連合の一部としても運営しています。日本では2017年より日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)が、RE100の公式地域パートナーとして日本企業の参加と活動を支援しています。
近年、温暖化による海面や気温の上昇、異常気象の発生などが大きな社会課題となっています。こうした社会課題の解決に向けて、各企業レベルで再生エネルギーの利用促進に取り組み、持続可能な社会の実現に取り組むことが重要となっています。
海外拠点として初めて再生可能エネルギー100%に転換するフィリピン工場は、2021年5月に6,768枚のソーラーパネルを設置しており、CO₂削減効果は約2,947トンとなる見込みです。フィリピンでは多くの火山があり、世界第2位の地熱発電大国として知られています。太陽光発電由来の電力に加え、地熱発電を中心とする再生可能エネルギーを活用する予定です。
今後も村田製作所グループは引き続き国内・海外拠点における再生可能エネルギーの利用促進を図り、気候変動対策に向けた取り組みを進めていきます。
村田製作所グループの社会価値に関わる経営目標
ソーラーパネルの概要
稼働日 |
2021年5月 |
発電電力の利用形態
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自社利用
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設置枚数
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6,768枚
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太陽光発電システム容量
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2,978kW
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年間発電電力量
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422万kWh
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年間CO₂削減効果
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2,947トン
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Philippine Manufacturing Co. of Murata, Inc.
所在地
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Lot 2A Phase 1B First Philippine Industrial Park Barangay Pantay Bata, Tanauan City Batangas, Philippines |
創業
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2011年9月
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資本金
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170憶円
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代表者
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向田 昌由
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事業内容
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積層セラミックコンデンサの製造
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従業員数
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3,514人(2021年12月1日時点)
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村田製作所グループはグローバルの社会課題解決に貢献するために、「気候変動対策の強化」をマテリアリティ(重要課題)として設定し、再生可能エネルギーの導入促進の取り組みを進めています。グループ全体の温室効果ガス削減の総量目標を実現する事業運営を行い、各事業所で省エネルギー化・再生可能エネルギーの利用を促進する投資を積極的に行っています。
村田製作所グループの省エネの事例についてはこちら
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ムラタについて
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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