ムラタの実装技術は、電子部品の小型化とモジュール製品の高密度化とともに、進化を遂げてきました。1970年代後半、挿入部品(THD)から表面実装部品(SMD)への移行期において、先駆けてテープリール供給による自動搭載技術を装置メーカーと協働して確立しました。この取り組みにより、リフローはんだ付けプロセスの業界標準化とその高度化に大きく貢献しました。
2000年代初頭の鉛フリーはんだ化対応においては、いち早く対応製品を自社開発し、この実装・信頼性アプリケーションを提供することで、鉛フリーはんだ実装の実現と普及にも寄与しました。その後も0402サイズや0201サイズの超小型部品に対応した微細印刷技術・高精度搭載技術・はんだ接合技術などを発展させることで進化を続けています。
今後も高度な実装技術の追求のみならず、低環境負荷材料の採用、省エネルギーラインの実現、廃棄物削減などの持続可能な実装プロセスの確立にも注力していきます。また、より微細な半導体製造技術との融合や、従来のはんだ接合からの脱却を目指した新たな接合技術の開発も進め、未来のエレクトロニクス社会に貢献するための技術基盤を築いていきます。