競技としては、全日本小中学生ロボット選手権(小学生はコート内の物資を早く移動させるという「チェンジブロック」コンテスト、中学生は魚に見立てたペットボトルを釣り上げるという「マグロの一本釣り」コンテスト)や、きのくに高校生ロボットコンテスト(競技エリア内で災害現場の負傷者に見立てた人形を救出するという「災害救助2023」)が開催され、小学生の部は全国から40チーム、中学生の部は38チーム、高校生の部は5チームが参加し、大人顔負けの熱い競技が繰り広げられました。最後には2023年11月26日に開催された全国高等専門学校ロボットコンテスト2023の優秀チーム3チームによるデモンストレーションも行われました。高専チームのロボットにはその完成度の高さに驚かされました。
競技のあとは各競技の優勝、2位、3位のチームの表彰と、アイデア大賞、デザイン大賞など、11の特別表彰があり、村田製作所賞としてクリエイティブマインド大賞の表彰を行いました。
企業展示ブースでは、小中学生、高校生、高専生、そのご家族など幅広い職種・年齢層の方に大勢お越しいただき、村田製作所のモノづくりへの取り組みを知っていただくとともに、ムラタセイサク君やムラタセイコちゃんを間近でご覧いただきました。
お子様から学生までたくさんの方々がロボットの技術に興味津々で、動くムラタセイサク君に目を輝かせていたのが印象的でした。このような技術への探求心が溢れる次世代が、未来のモノづくりを支えるエンジニアに成長されていくことを支えていきたいと感じました。
また村田製作所の企業展示ブースの隣にはタイKOSEN(高専)2校も出展され、海外から技術系の先生方・高専生の参加もあり、国際交流も加速されていました。