第30回京都サイエンスコンテスト表彰式が開催されました

2025/11/07

17 パートナーシップで目標を達成しよう

2025年10月26日(日)、京都市青少年科学センター別ウィンドウで開く(京都市伏見区)において、第30回京都サイエンスコンテスト別ウィンドウで開く の表彰式が開催されました。当コンテストは、物理・化学・生物・地学に関わる理科研究作品を募集し、優秀な作品を表彰するもので、子どもたちの探究心を育成し、自然科学やその研究の楽しさ・すばらしさを感じてもらうために1996年から実施されています。村田製作所は京都市とSTEAM教育を通じて次世代を育成するパートナーとして連携しており、2023年度より当コンテストの優秀賞の一つとして、独創的な製品や技術を通じて社会に貢献していくというムラタのスローガンを冠した「村田製作所INNOVATOR IN ELECTRONICS賞」を贈呈しています。

今年度の「村田製作所 INNOVATOR IN ELECTRONICS賞」には、下記の作品が選ばれました。

  • 『食べ物の力でよごれを落としたい』
    京都市立常磐野小学校 3年 㑹津 友理さん
表彰式の画像1
表彰式の画像2
  • 『鳴き砂が鳴かなくなる要因を探る』
    同志社中学校 3年 塩尻 萌さん
表彰式の画像3
表彰式の画像4

㑹津さんの作品は、洗濯機の泡が途中で消えていくのに気付き、泡が汚れを落とす仕組みに興味をもったことがきっかけで、泡立つ食べ物を使っても汚れを落とすことができるかを調べた研究です。本当に食べ物の力で汚れが落ちたのか、こすったからではないか等、仮説を立て一つ一つ確かめていく丁寧な研究姿勢が評価されました。それらの結果をもとに、最終的には「お父さんのシャツの襟よごれ」をきれいに落とすことに成功します。また洗濯後ににおいが残ってしまうという問題についても、実験を通して課題解決に取り組まれました。これからも身近な不思議を沢山見つけ、科学的な方法も活かしながら不思議世界の研究を楽しんでほしいと思います。

塩尻さんの作品は、かつて鳴き砂であった夕日ヶ浦海岸の砂が鳴かなくなった要因を探るというもので、鳴き砂の研究5年目です。要因として、マイクロプラスチックごみより、油やタバコの汚れが大きいと予想し、別の鳴き砂も用いて、音をオシロスコープで波形化し比較した研究となっています。
本作品は、砂の採集地の選定方法、実験の方法・反復回数など、研究の丁寧さが評価されました。また機械を用いて客観性をもたせた点が光り、データが分かりやすくまとめられており、研究実験を行う上で良いお手本となる作品でした。今後も多角的な視点から考察し、更なる改善と完成度向上を期待したいと思います。

入賞作品の展示画像1
入賞作品の展示画像2

今年は過去最多となる1,855点の作品の応募があり、25作品が入賞しました。
日常生活における身近な不思議や疑問点、興味をもったこと、課題解決への意欲など、研究に取り組むきっかけは様々です。仮説や調査・実験を通して、科学的なデータを蓄積させ、自分なりに追求して導き出した研究結果が丁寧にまとめられていました。中には、数年に渡って継続した研究や、根気強く実験を繰り返して結論を導き出した研究もありました。探究心あふれる子どもたちが、私たちのこれからの未来を支えてくれることを強く感じることができました。

村田製作所はこれからもSTEAM教育を通じて、未来を担う人材の育成に取り組んでまいります。
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