商品設計技術
アプリケーション/ソリューション設計技術
(コンデンサ設計技術)
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要約

  • 一般的なコンデンサ設計技術は、セラミック材料・セラミック誘電体シートの厚み・積層枚数などを管理し、コンデンサを具現化する技術を指します。
  • ムラタのコンデンサ設計技術は、独自の材料設計と高精度な製造技術を融合させ、積層セラミックコンデンサ(MLCC)の小型化・高容量化・高信頼性を実現します。さらに、用途に応じた最適仕様を提案し、多様なアプリケーションに対応しています。
  • ムラタのコンデンサ設計技術の強みは、豊富な積層セラミックコンデンサラインアップを用途・条件に合わせて最適化し、省エネ化や長寿命化などの顧客課題を解決するためのソリューションを提供します。
  • ムラタのコンデンサ設計技術は、1970年代に積層・薄層化技術を確立し、高静電容量と小型化で業界を牽引してきました。近年は5GやxEV対応などに向けた、高性能・高耐久化を進め、応用分野とカスタムソリューションを拡充しています。

ムラタのアプリケーション/ソリューション設計技術(コンデンサ設計技術)とは

技術解説

ムラタのコンデンサ設計技術は、性能向上と多様なアプリケーションへの対応を実現するための様々な技術の組み合せからなります。特に、積層セラミックコンデンサを中心に、独自の材料選定・モノづくり技術を駆使して、高性能かつ高品質化を進めています。

材料設計では、チタン酸バリウム(BaTiO3)などの高誘電体材料を用い、超微粒子化技術と高密度・均一分布を実現する加工技術により、薄膜化を実施しています。これにより、積層セラミックコンデンサの小型化と高容量化を同時に実現し、高い信頼性を確保しています。さらに、用途に応じて材料特性を適切に調整し、最適仕様を設定・提案します。

モノづくり技術では、自社で確立した材料分散技術・薄膜成形技術・焼成技術などの高精度な加工技術と厳格な品質管理により、製品の均一性と信頼性を確保しています。

大容量と高信頼性を実現するコンデンサ設計技術

技術の強み

ムラタのコンデンサ設計技術の強みは、単なる部品供給にとどまらず、アプリケーションとソリューションの観点から、顧客の課題を直接解決できる点にあります。

豊富なラインアップを持つ積層セラミックコンデンサの各シリーズにおいて、用途ごとの電気的特性や耐環境性を的確に把握した上で、スマートフォンや通信機器では、高周波特性・小型化を重視し、自動車・産業機器(サーバなど)や宇宙用途では、用途ごとに高温・高電圧の耐性や長期信頼性を確保するなど、アプリケーション別に最適な設計を行っています。

さらに、電源回路の安定化、ノイズ抑制、信号の整流・平滑化などにおける役割を理解し、それを分析し、回路構成や負荷条件に合わせて設計し、部品単体だけでなく、省エネ化・長寿命化といった顧客ソリューションを提供しています。

xEVのバッテリーマネジメントシステム向けの高耐圧タイプ、5G通信基地局向けの低損失タイプ、医療機器/宇宙用途向けの高信頼性タイプなどの多様な用途条件を踏まえたコンデンサを設計し、対応しています。

ムラタは、アプリケーションの進化に合わせて技術を磨き、コンデンサを通じた課題解決型ソリューションの提供で、顧客と市場の価値創造に貢献していきます。

多彩な設備、高い解析技術を駆使してトータル設計サポートを提供いたします
ムラタの設計提案力
お客様の価値創造に貢献するために、いつでも、どこでも、必要な情報やサービスをWebでご利用頂けるよう努めています
WEBサービス&サポート

技術の進化

ムラタのコンデンサ設計技術は、数十年にわたる歴史の中で、時代のニーズに応じた進化を続け、幅広い分野で応用される高い技術力を培ってきています。

1970年代にリード端子付きコンデンサから、積層技術や薄層化技術などの各要素技術を確立して、積層セラミックコンデンサの設計・製造を始めました。

1980年代以降、携帯電話やPCの普及に伴い、小型化と高容量化の要求が高まりました。高誘電率材料のセラミック粒子の粒径制御は薄層積層化プロセスなど、独自の材料技術やモノづくり技術に磨きをかけて、高静電容量を実現しつつ、小型化を可能にしたコンデンサの開発に成功しました。これら要素技術の革新により、高静電容量・小型化の分野で、技術的先駆者として業界を牽引しています。

2000年代には、環境対応が進む中で、鉛フリー化が必須となり、鉛フリー技術を迅速に導入しました。また、自動車や産業機器向けに高温や高電圧環境にも耐える設計技術が進化し、自動車や産業機器向けの製品が強化されました。

近年では、5G通信や次世代xEVに対応するため、さらに高性能・高耐久なコンデンサが求められています。新しい技術を駆使した材料開発・モノづくり開発を進め、性能面での向上を図っています。また、顧客の要望に応じたカスタムソリューション提供のため、密なコミュニケーションを強化しています。

今後も電子機器の進化に対応したコンデンサ設計技術の革新を続け、持続可能な社会に向けた材料開発やモノづくりを推進し、新たな価値を創出し続けていきます。

コンデンサのトップメーカーとしてお客様の幅広いニーズに応えるため、全方位でラインアップの拡充を図る
コンデンサ製品ラインアップ

本技術の応用例

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