天才アート作家制作「ムラタオリジナル絵画」の従業員お披露目会開催

2023/5/16

その他CSR活動

2023年5月15日(月)に本社ロビーにて 特定非営利活動法人障碍者芸術推進研究機構 別ウィンドウで開く (愛称:天才アートKYOTO)所属作家「大場多知子さん」に制作いただいたムラタオリジナル作品の従業員お披露目会を開催しました。

絵画の説明を聞く従業員

天才アートKYOTO

天才アートKYOTOは障がいのある人の芸術創作活動の支援・振興を進めている団体です。
当社は、所属作家の作品が多くの人の目に触れ、芸術的評価を得られることにより、彼らの制作意欲の向上や生活支援につなげるという取り組みに賛同しました。そこで、今回所属作家の中でも非常に緻密で繊細な作品を描かれている大場さんにムラタオリジナル絵画の制作を依頼したところ、小さな電子部品と京都の街並みが表現された、とても素晴らしい作品を制作していただけました。

絵画の説明をする大場さん

お披露目会では制作いただいた大場さんご本人より、絵画の図法や作品に込められた意味を丁寧にお話していただきました。(詳細は下記の「図法/作品説明」をご参照ください)

大場多知子さん(左)と村田恒夫会長(右)

制作にあたりましては、当社のウェブサイトでムラタのことをお調べいただき、参考に提供した基盤のサンプルをご覧いただきながら、小さな電子部品の細部まで一つ一つを丹念に描いていただきました。気の遠くなる作業ですが…当社の部品には色々な形があり、飽きることなく楽しみながら制作できたとおっしゃっておられました。

村田製作所本社ロビーの展示コーナー

本社ロビーには、他の天才アートKYOTO所属作家の作品も展示しております。描くこと自体を楽しんでいらっしゃる天才アートKYOTO所属作家のみなさんの作品をご覧になっていただき、その楽しい雰囲気が伝わると嬉しいです。

村田製作所は今後とも地道に社会・地域貢献活動を進めてまいります。

ムラタオリジナル作品
作品タイトル 洛中洛外電子図
作成者 大場多知子(Oba Tachiko)
図法 一点透視図法
作品説明 五山に囲まれた京都の街なみに見立てて電子部品を並べ、ムラタセイサク君・ムラタセイコちゃん・村田製作所チアリーディング部のロボットが行進している様子を描いています。ロボットの制作にあたり、何度も倒れては起き上がるのを繰り返して出来上がったことを想像して、七転び八起きの達磨のモチーフをロボットの行進の仲間に入れています。琳派を模倣した金色の背景の空に、地球規模で大海原を優雅に泳ぐ鯨を描いたのは、世界から京都へ、京都から世界へとムラタの国際的な事業の発展を表現しています。