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ボタン電池生産40周年で累計生産数100億個を達成

2017/12/19

株式会社村田製作所
代表取締役会長兼社長 村田 恒夫 

要旨

株式会社村田製作所の生産子会社である株式会社東北村田製作所(以下、東北ムラタ)のボタン電池(酸化銀電池、アルカリボタン電池)は、1977年の生産開始以来、40周年を迎えた本年12月に累計生産数100億個を達成しました。
東北ムラタでは、ボタン電池として酸化銀電池とアルカリボタン電池を生産しており、酸化銀電池においては、世界トップの約45%のシェア*を保有しています。また2004年には世界で初めて無水銀酸化電池を商品化、続いて2009年には無水銀アルカリボタン電池も商品化することで、生産するすべてのボタン電池の無水銀化を業界に先駆けて実現し、環境負荷低減に貢献してきました。
なおボタン電池は主に腕時計や電子体温計などの小型機器、携帯ゲーム機などで利用されており、今後はカプセル内視鏡やインシュリンポンプなど医療分野での事業拡大を目指し、より一層技術力の向上を目指していきます。


代表取締役 専務執行役員 モジュール事業本部 本部長 中島 規巨のコメント

1977年の生産開始以来、ビジネスの拡大と同時に環境負荷物質への配慮を積極的に行うなど、世の中のニーズに向き合い、お客様の期待にお応えするボタン電池を供給し続けてきたことで、累計生産数100億個を達成することができました。今後も、新たなアプリケーションを開拓し、引き続き業界のリーディングカンパニーとしてお客様に信頼いただける製品をご提供できるよう取り組んでまいります。

(*)世界シェアは当社推定値です


ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。

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