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仮想センサプラットフォーム“NAONA”の実証実験を開始

2018/02/23

株式会社村田製作所
代表取締役会長兼社長 村田 恒夫 

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本サービス(1on1向けサービス)は2023年12月29日(金)に新規申込受付を停止しました。また、2025年3月31日(月)をもってサービスの提供を終了いたします。掲載情報は2024年3月31日時点の情報となります。(2024年3月31日追記)

 

要旨

株式会社村田製作所は、株式会社Phone Appli(本社:東京都港区、代表取締役社長:石原 洋介 以下、「Phone Appli」)および、社会福祉法人親和福祉の会 親和保育園(以下、「親和保育園」)と、仮想センサプラットフォーム“NAONA”の実証実験を開始致します。

概要

村田製作所は、場の雰囲気や盛り上がり、人間同士の親密度など、これまでデジタル化できなかった情報を計測・判別し、それらを可視化してデータとして提供するプラットフォームサービス “NAONA”を提供しています。本サービスは、人が機器を身につけなくても各所に配置したセンサで、ヒトやモノの関係性等をセンシングできるようにすることを目指しています。今回の実証実験では、音声データから抽出した特徴量を用いて「ヒト-ヒト」の関係性情報をデータ化し、そのデータの活用の仕方を検討します。

Phone Appliとの実証実験 (2018年2月19日より)

Phone Appliと村田製作所は、音声特徴量(※1)をもとに会議における会話の質やコミュニケーションの質を分析し見える化する実証実験を共同で行います。今回Phone Appliでは、“NAONA”の「ヒト-ヒト」の関係性を可視化するという機能に着目し、Phone Appliが自社内で取り組んでいる働き方改革の取り組みの一つである1on1ミーティング(※2)においてNAONAを使った”会議の質の見える化”に取り組みます。




親和保育園との実証実験(2018年2月20日~2018年2月21日)

親和保育園と村田製作所は、空間内の「ヒト-ヒト」の関係性を可視化する“NAONA”を用いることで、従来の保育士による子どもたちの見守りに加えて、他の職員にも遠隔から子どもたちのいる室内状況を把握してもらうことが可能かを検討する実証実験を行いました。
子どもたちの室内での状況を監視カメラやウェアラブルデバイスを用いずに、より自然な形でセンシングし、子どもたちの雰囲気や感情の変化を遠隔からでも把握できるようにすることで、保育園全体で子どもたちの成長を見守り、必要な時に必要としている場所に手を差し伸べることができるようにする取り組みを連携して進めてまいります。




用語説明

※1 音声特徴量
会話の方向、ボリューム、テンポ、トーン等
※2 1on1ミーティング
上司と部下が定期的に行う一対一のミーティング。上司が部下の課題や悩みを聞き、 適切なアドバイスや指示を行うことで、業務やコミュニケーションの活性化が図れると期待されています。

ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。

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