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第6回日経スマートワーク経営調査で最上位の5つ星獲得

2022/11/16

株式会社村田製作所
代表取締役社長 中島 規巨

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株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、働き方改革を通じて生産性革命に挑む先進企業を選定する「第6回日経スマートワーク経営調査(以下、「当調査」)」において、最上位の「星5(偏差値70以上)」の認定を受けました。

当調査は2017年から日本経済新聞社が実施しているもので、全国の上場企業と有力非上場企業を対象としています。「多様で柔軟な働き方の実現」「新規事業などを生み出す体制」「市場を開拓する力」の3要素によって組織のパフォーマンスを最大化させる取り組みを『スマートワーク経営』と定義し、星5段階で相対評価しています。

当社は今年の調査対象813社のうち、総合格付け最上位となる5つ星の評価を獲得した24社の1つに位置付けられました。項目別評価は下記のとおりです。

 

総合評価  人材活用力
イノベーション力  市場開拓力 

5つ星★★★★★
(偏差値70以上)

 S+
(偏差値65以上70未満)

S++
(偏差値70以上)

S++
(偏差値70以上)

 

<先進的な技術を活かした人材・組織開発>

当社は先進的な技術を活かした施策を通じて、多様な人材が活躍できる環境のベースとなる「企業理念の共通理解」と「従業員のコミュニケーション」を促進し、人材・組織開発を行っています。

●メタバースの活用・・・2021年度からは人材教育分野において、理念教育に関する様々なコンテンツをメタバース上に構築し、全世界の従業員が当社の歴史・理念を学ぶ機会を提供しました。また、社内技術発表会や人材交流のためのイベントもメタバース上で実施しています。
●独自技術の活用・・・自社開発品コミュニケーション可視化ツール「NAONA1on1」を各種社内研修に組み入れ、マネージャーの1on1での承認力、傾聴力、質問力といったスキル向上を促しています。1on1直後のデータ表示や定期的なサマリレポートも併用することでデータを元にした客観的な振り返りが可能です。

<人的資本の価値向上と多様な人材の活躍>

当社がInnovator in Electronicsとして社会に価値を創造し続けていくためには、イノベーションの源泉である人的資本の価値を継続的に向上させていく投資が必要です。すべての従業員が安心して働き、多様性を尊重しながら連携し、仕事を通じてやりがいを感じながら、活躍・成長し続けられる職場であることを目指します。

●柔軟な働き方
・テレワーク環境を整備することで、従業員がそれぞれのライフスタイルと調和し、生産性を高める働き方ができるよう支援しています。
・2021年度から有休付与日数を3日追加したほか、従業員のリフレッシュやより柔軟な働き方につなげるべく連続有休の奨励等、事業所ごとに状況に応じた取り組みを進めています。
●多様性の尊重
・2024年度から65歳定年制へ移行します。60歳以降も59歳以前の賃金体系を継続適用しながら、貢献度・役割発揮に応じた処遇反映を行い、豊富な経験を持つシニア層の従業員が65歳まで安心して働き、活躍・貢献し続けることができる環境を提供します。
・専門系のキャリアルートを拡充し、技術力や特定領域の専門性で競争優位性に貢献することができる機会を提供するとともに、キャリア観の多様化に対応しています。
・性差に関わらず誰もが経験を通じて能力を高め活躍・貢献することができるように、女性管理職比率の目標を掲げて取り組みを進めており、意思決定の多様化・競争力の強化を図っています。

 

 


ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。

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